チームの振り返りを、次の練習につなげる。
練習メニューは伝えたけれど、選手が何を感じたかまでは聞けなかった。ノートは、その場で話しきれなかった気づきを受け取るためにも使えます。まずは小さな運用から始めましょう。
1. 最初に、何を共有するか決める
ノートを共有する前に、誰が読み、何のために使うのかをチームで確認します。すべての記録を毎回見せる運用にする必要はありません。最初は「今週いちばん気づきがあった練習を一つ」のように、共有する場面を決めると始めやすくなります。
STAXのノートは最初は本人用です。共有先に選んだグループのメンバーが閲覧・コメントできます。共有したノートには、そのノートの全記録項目が表示されるため、個人的な内容が入っていないか確認してから共有してください。個人メモはグループに共有されません。
2. 練習前に「メニュー」と「ねらい」をそろえる
指導者はグループに練習メニューをまとめて配信し、予定を登録できます。練習の順番や時間だけでなく、「今日は何を意識するか」を一文添えておくと、選手が振り返るときの問いもそろいます。予定や配信内容はSTAXのグループ画面で確認します。
メニューを送ったら終わりにせず、当日の変更や、分からなかった点を練習前に確認する運用も決めておきましょう。
- 指導者からのねらい
- パスを受ける前に、味方と相手の位置を確認する。
- 選手の振り返り
- 前半は見てから受けられた。後半はボールだけを見ていた。
- 指導者のコメント
- 前半のどんな場面で見られた? 次回、同じ準備ができそうな場面を一つ選んでみよう。
3. コメントは、具体的な場面への質問にする
「もっと頑張ろう」だけでは、選手が次に何を試すか決めにくいことがあります。「そのとき何が見えていた?」「うまくいった直前に何をした?」と、本人が気づきを説明できる問いを添えてみます。
一度にたくさん直すより、選手が書いた「次に試すこと」を一つ取り上げ、次回どうだったかを一緒に確認します。コメントの返信頻度も、指導者と選手が無理なく続けられる範囲で決めましょう。
- 事実を受け取る:「後半は周りを見る余裕がなかったんだね」
- 具体的に聞く:「前半と違った状況はあった?」
- 次へつなぐ:「次回まず一つ、何を試してみたい?」
4. 週末に、目標と記録を並べて見返す
長期・中期目標を毎回書き直す必要はありません。週末に短期目標と行動目標を見返し、「試せたこと」「まだ試せていないこと」「来週も続けること」を話します。記録の長さや回数で選手を順位付けするのではなく、具体的な対話の手がかりとして使います。
指導者側も、よく出た質問や伝わりにくかった説明をメモしておくと、次のメニューを伝えるときに役立ちます。
STAXをチームで始める前に
登録時に選手・指導者を選びます。この区分は後から変更できないため、別の区分で使う場合は別のSTAXユーザーを作成してください。同じログイン内で複数のユーザーを追加・切替できますが、同じログインを使う人は互いのユーザーに切り替えられます。チーム全員で一つのログインを共用する運用は避け、それぞれのログインで参加しましょう。
料金は選手・指導者とも1ユーザーごと月額500円(税込)です。チーム全員で500円という料金ではありません。まずは登録不要のデモで画面を確認し、実際に使う役割と共有ルールを決めてから始められます。